ψ無双ψ一家 寄り合い所
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城郭を十重二十重に囲み、雲霞のように押し寄せる島津と無双の紋。
眼下のあちこちから火の手が上がる。落城が近いことは、道雪自身が誰よりも感じていた。
「宗茂、紹雲殿…。そして、誾千代」
皆、立派に戦い、そして士道を全うして散っていった。
再三の本丸への攻撃を打ち払ってきた道雪自身にも疲れの色は濃い。
敵は、若いが勢いのある軍勢だ。程なく本隊もここへ押し寄せて来よう。
「-だが!」
切れ味の衰えぬ血刀を拭い、道雪は門の前に立ちはだかる。
「戦のしようを見せてやろう。
来い、若造どもよ。雷神の首、容易に取れると思うでないぞ!」
※書いたら、今回はずいぶん攻略寄りの記事になったので、いつものおちゃらけ記事が好きな方は、最初と最後だけで結構です(* ´▽`)>
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何度も打ち付けられた破城槌によって、遂に大手門が轟音と共に打ち破られた。
最後まで頑強に抵抗していた守備兵も、降り注ぐ矢雨と白刃により沈黙する。
「梶原忍群、後方攪乱より帰陣!」
「水城軍、高城一帯を制圧、これより北側より府内城攻囲に合流するとの事!」
ひっきりなしに伝令がめまぐるしく移る戦況を伝えに本陣を出入りする。
そして遂に。
「九条軍、府内城 大手門を奪取、三ノ丸へ進撃を開始しました!」
それを聞いて総大将の無双は腰を上げる。
「なにも、父上自らお出にならずとも…」
「こんな美味しいところを他人にくれてやるほど、惜しいことは無い。
各師団長を呼び戻せ。本丸一番槍はオレが頂くぞ」
足早に陣門へ進む父と、ため息をついてそれを追う苦労人の娘。
いつもの光景であった。
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