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ψ無双ψ一家 寄り合い所
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 GWの最後のイベントとして、熊野古道に行ってきました!
ほらほら見て下さい。こんな綺麗な景色。一度はいって見ないと、こりゃ損ってもんです!

……と、勢い込んだのは良いのですが、それがあんな惨劇になるなんて…。
この時のあたしは、まだ知る由も無かったのです。まる。

本日のBGM:組曲『ONE PIECE』 ~The Final Edition~

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 さてさて、熊野古道とは。
畿内から、熊野大社を経由して、伊勢神宮へ向かうための、大昔の巡礼の参道です。
伊勢神宮の回にも書きましたが、当時のお伊勢参りは幕府が禁令を出すほどの規模で、人々を惹き付けて止まなかったようです。

 その人々の道行きのために整備された山道が、平成16年7月、世界遺産に登録されたのです。
もっとも、吉野山を取り巻く地勢は、道を切り開く場所が限られています。
従って、熊野古道の一部は現在でも、国道などになっているため、世界遺産の指定は、熊野古道でも特定エリアのみになっています。

 さっそく、公式ホームページでハイキングコースをフィーリングで選び、プリントアウト。

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 選んだコースは、公式ページのガイドより、第一番コース ツヅラト峠コースを選びました。
大阪から電車でゆられること、約三時間。伊勢神宮もそうでしたが、やっぱりめっさ遠いですね(* ´▽`)
特急を乗り継いで行くため、片道の電車賃も6000円超と結構な金額。
おまけに、乗り継ぎの松阪駅で、45分待たされた上に、特急でも電車が遅れるとは、やはりJRはひと味違いますね(* ´▽`)死ね

 …というわけで、自宅を7時に出て、11時半に特急停車駅のJR紀伊長島に到着。

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 本当は『梅ヶ谷』 → 『紀伊長島』 っていうのが正規ルートのようです。
ところが、次の電車が来るのが、なんと一時間先。
「まぁ、逆でもいいや。最悪、向こうでタクシーでもいっか」とハイキング開始。

 駅にちょっとしたパンフレットやのぼりこそ有りましたが、熊野古道入口までは、実は普通の住宅街を歩かされます。

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…む、どっかでも同じ事を書いた気がしますね(笑)
 地図を片手に、この辺かな?と普通の道をあるくあたし。
ほんとに、立て看板ひとつ建ってないのが非常に不安です。地図で『長島トンネル』って書いてあるけど、実際の標識を見ると、『長島九号トンネル』とか書いてあるし(* ´▽`)

 というわけで、熊野古道への第一歩。
田山坂を昇り始めました。

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 ……エラいトコへ来てしまいました。何処のロケ地やねん(´・ω・`)
ひーひー言いながら、田山坂を踏破。いやー、休日のさわやかな運動ですね(* ´▽`)
 で、またまた住宅地へ入ります。
ここから熊野古道開始かと思ったら、ちょっとした肩すかしですね。

途中、地元の少年とハートフルな会話をしつつ……。

a8718b16.jpeg 。゜゜(´□`。)°゜。

 散々迷子になったあげく、やっとこさ、いよいよ熊野古道の入口に到着しました。
いやー、出発前は山の上に社があって、ちょっとした石段くらいだと思っていたのですが…。

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 入口に、木の上が置かれていました。ちょっと嫌な予感が頭をよぎりました(* ´▽`)
まぁ、まだまだ若いあたしとしては、普通に荷物になりそうな杖をスルーして、デジカメ片手に行軍開始。
ここまででも、既に駅から一時間以上歩いています。

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 のどかな昼下がり。
ほどよく整備された山道と、まっすぐに立つ気持ちの良い林道が続きます。
冒頭で述べたとおり、あたしはコース的には逆走です。
向かいから来る一般参賀客と「こんちわ(* ´▽`)」と挨拶しながら歩きます。

 で、人通りも少なく、山間も深くなった頃。
いよいよ、ツヅラト峠へのコースが本格的に始まります。

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 なんで、いきなり下り坂やねん(* ´▽`)つΣ ズビシ
しかも、手を使って降りなければならないほどの急な石段。
杖を取ってこなかったことを、ちょっとだけ後悔しました。

しかーも降りた先が。

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 こんなハイキングコース、見たことねー(* ´▽`)ノ
というわけで、ここから非常にハードなコースがいきなり始まりました。

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 岩を昇り、川を渡り、やっとこ石段の登り口に到着。
下のマップで、赤く塗られた部分が、世界遺産です。

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 はっきりとした現在地がよく分かりませんが、たぶん この石段が世界遺産です。
そう思ってみると、ちょっと荘厳な感じ。

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 こんな調子で、人が積んだ石畳が、ずーっと参道を形作っているのです。
一体どうやってここまで石畳を持ち込んだのか、どんな普請で工事されたのか…。
ちょっと自分の想像を超えた物をみると、感動しますね(* ´▽`)

 まぁ、実際は凄まじい斜面を石段を頼りに必死で登っている格好です。
途中で、御茶のペットボトルで水分補給しながら、地道に進みます。

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 ……ほんと、昔の人はエライね(* ´▽`)
道無き道…は、言い過ぎですけど、ごつごつした斜面をひたすら前進。
やっぱりすれ違う旅行者と挨拶を交わしつつ、ツヅラト峠の山頂を目指します。

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 …ていうか、ハイキングハイキングっていってますけど、立派な山登りです。
道理で、すれ違う皆さん、普通にジャージとかの山登りルックです(´・ω・`)。
ヒールとかで来なくて良かったと、心底思いました。

両手をかけて上る様な大きな段や、落ちたら死ぬ系の難所を何度も突破しながら……。

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 やっとこさ、ツヅラト峠山頂到着。出発から、三時間が経過(* ´▽`)ハフゥ

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 いや、絶景かな絶景かな。
死んでしまいそうに疲れましたが、30分ほどへたり込んでいると、やっと元気も少し戻って参りました。
無理矢理に持ってきたおにぎりを頬張ると、持ってきたペットボトルもあっさり空っぽに(* ´▽`)
というわけで、下山です。

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 ツヅラト峠を越えた帰り道は、ほんとになだらかな林道でした。
新鮮な空気の森林浴を満喫しながら、一時間ほどで人里に下り立ちました。

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 梅ヶ谷駅までさしたる難所もなく、あっさり到着。
で、その駅なんですけど、無人のワンマン電車とか、初めて乗りました(* ´▽`)>

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 改札もない無人駅で、降り口に切符を入れる箱があったり、電車が一時間に一本しか無かったり。
こういうのも、一人旅の醍醐味ですね(* ´▽`)ミ

 というわけで、熊野古道の道行きはこれまで。
また、三時間を掛けて、大阪まで帰ることになります。

最後に一つ。

タイトル画面の石段、何処のエリアやねーん。゜゜(´□`。)°゜。

*** *** *** *** オマケ *** *** *** ***

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 さて、今回。

 行き道が急斜面や崖みたいな難所で、帰り道がなだらかな林道でした。
で、冒頭で、今回が逆走であると申し上げました。

んー。

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……あまり深く考えないことにします。
泣くから。゜゜(´□`。)°゜。
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