【架空戦記】第二回 (ぐだぐだの)初陣

　富国強兵のため、ひたすら内政につとめる無双一家。
絵日記好みにどんぱち派手にやりたいのですが、ひたむきに内政をするには、
ちゃんとした理由があるのです。

それは……。

　実は、合戦上で率いることの出来る軍勢の兵力は、個々武将の身分に
左右されてしまうのです。
現在、当主のしのぶが身分最高と言うことで兵数2000。
ポッと出の新キャラのみんなは、足軽組頭。800名しか率いることが出来ません。



　そんなわけで、こつこつ内政で身分を上げていく必要があるのです。
無双家では、現在 三万六千の兵士を用意できますが、実際に合戦場へ動員できる
兵士数はもっと少ないのです。

　しのぶ
「みんな、家老でいいじゃんさー。がんがん攻めようよー」
　正木っちゃん
「仕方有りません、ゲームシステムですから＞＜」



　ちなみに、天下創世の内政は、シムシティと割と似てます。
日本全国の領地は、そのまま立体ポリゴンで作成されていて、その箱庭に
各種の施設を建築したり、投資することで内政していくのです。

　しかし、その建築できる施設の数も、大名家の規模で決まります。
新進気鋭といえど、無双家は領地がいっこの小大名。あっという間に内政をし尽くします。

　こうなると、勲功を上げる手段はめっさ限られてきて……。

　しのぶ
「ええい、面倒じゃ。あんたらも戦人なら、勲功は武功で稼げ－！」
　あっきー
「おひいさま、それはなりません。隣の熊さんは佐賀ノックされるといえど、まだ強大……」



かくして、初陣とあいなりました。

生意気にも国境まで迎撃に出てくる龍造寺軍。



熊さん本人の率いる龍造寺軍と、国境で激突です。
……人数が多すぎ(* ´▽｀)ノ

この手のゲームに於いて、人数イコール攻撃力。
そもそもが倍近い兵力の龍造寺軍、かさに掛かって襲いかかってきます。

あっという間に防戦一方の無双軍。
……おっと……！？



！？！？！？

…………えい(* ´▽｀)

　又さん
「という、夢を見たんだっ！」
　しのぶ
「ＨＡＨＡＨＡ、又さん。出陣前の軍議で居眠りとか、余裕やね！」

　安易にリセットで興を削ぐような真似をするつもりは有りませんでしたが、
初陣でこれとは、いくら何でもあんまりです(｀・ω・´)

こうして、さんざんな黒星スタートの初陣になってしまいましたが、
それでも毎月のように隣国に武功稼ぎに出かけるはた迷惑な無双軍。



割と一進一退の攻防ですが、決着がなかなかつきません。
そんな中、割とドラマが起きました。



　勲功稼ぎと割り切って、単機 兵800で出撃したふぁーさん。
対する龍造寺軍は、全兵力の9000オーバーで迎撃してきます。
この十倍を超える兵差の中、孤軍奮闘するふぁーさん。

退却するまでに……。



　一部隊を敗走、二部隊を壊滅させるという凄まじい奮闘ぶりを見せるまさに戦鬼。
『ふぁー来来』と、龍造寺軍の心根に恐怖を刻んで悠々と凱旋。
さすがは、無双家の御庭番お頭です。

その前の戦闘で、



絵に描いたような袋だたきの目にあったネオさんとはエラい違いですね(* ´▽｀)ノ

さて、どんぐりの背比べだった勲功、



　あっという間に、頭一つ飛び抜けます。
出世頭として、足軽大将に一息で駆け上がります。

　というわけで、今回はここまで。
全員の兵士数が1000を超えたら、いよいよ本格的に龍造寺軍に攻撃を仕掛けます。
くまーめ、首を洗って待っていなさい(* ´▽｀)