映画とデイリーと

　先日、映画館でタイムスクープハンターを見て参りました。
その評価と最近の信on状況とかいろいろ。

　というわけで、パンフレットも購入してきました。
映画でパンフを買うことは少ないのですが、最近のパンフってなんか
小さくなったんですかね？
　あたしの中では、映画のパンフといえば取り回しが悪いくらい大きい
ってイメージがあったんですけれども(笑)



　パンフの内容は、タイムスクープ社の会社案内っぽい体裁で、ちょっと
面白い作りになっていました。

　さて、肝心の映画の内容はというと…。
個人的な評価ですが。

　ストーリー運びと伏線の回収は一流。
　でも、突っ込みどころが数え役満。

って感じですね。



　物語は本能寺の変の後、混乱する京都から始まります。
京の都は乱暴・狼藉の大混乱で、人々は京都御所の軒先に逃げ込んでいました。
そこで人々の世話をしていたのが、禁裏の警護役だった牛若丸三郎太こと
矢島でした。



　そこへ本能寺から落ち延びてきた島井宗室(上島竜兵)が転がり込みます。
"名も無き庶民を取材する"主人公の鳴沢雄一(要潤)は、九州の豪商である島井を
警護して、博多を目指す矢島を密着取材するというのが今回の題材です。

　ところが、その道中で島井の持つ名茶器 楢柴が、同じくタイムワープを使う
未来人により盗まれてしまいます。



　戦国大戦やへうげものでもお馴染み。
初花、新田と並んで天下三肩衝の一つですね。欲しい(* ´▽｀)

　本来は江戸時代の明暦の大火で消失する楢柴肩衝。
その歴史が変わってしまいました。かくして、盗まれて闇市場を流れた
楢柴を追って、先の時代から奪還する鳴沢くん。



　問題はその歴史修復作業が酷すぎるのに尽きます。
『取材以外は認識を混乱させる特殊な取材方法は使えない』というルールが
あるらしく、こんな未来人バリバリのハイカラ衣装で、昭和４０年台の
日本にタイムアウト。

　案の定、出た瞬間に見廻り組に追っかけまわされる二人。
やっとこ、路地裏に逃げこんで追手を撒いたあと、新人助手の細野さん(夏帆)が
変装のために着ていた学生服をしゃらーんと脱ぎ捨てます。
　まだ学生服のほうが目立たないという有り様。

　結局、最先端の未来技術を使って、やることは楢柴のこそ泥という
なんとも締まらない感じ。

　しかも、「表でこんな服が落ちてた！」としっかり伏線まで回収される始末(笑)



　空き教室に、おばさんたちや本官さんに追い詰められる二人。
しかし空襲警報のどさくさに紛れて、細野さんの持っていた学生カバン型の小型タイムワープ装置を起動！
楢柴とともに、なんとか戦国時代に戻ります。

　この細野さん、実は新人社員で見習い研修中、まだ所属も決まってない
たまごさんなのですが、こんな鳴沢くんも持たされていないような高度な
装置を持っていていいんですかね？他の作品だとこの手の装置には使用許可だの
免許だのいろいろなのですが…。



　ところが、戻ったところで盗賊団に捕まってしまい、島井と楢柴は、
安土城を狙う盗賊団に連れさらわれてしまいます。

　それを追う、矢島さんと鳴沢くんたち。
この追撃戦で、こっちにも戦死者がでるのですが……。
この追撃メンバーは集められた一般兵ではなく、同じ村の出身者。
死ぬたんびに「ごさくー！」「ごんべー！」とか大衝撃になりそうなものですが。

　そして天守閣での決戦。
この時にフリーズガン(タイムストップ銃)で敵の動きを止めるシーンが
あるのですが、空中で一旦停止したあと、３０秒後何事も無く動き出しました。
　…あれ、確か序盤で楢柴が盗まれた時は、後遺症で矢島さんとか頭が
フラフラになってたんですけれども…。銃の調整とか設定なんですかね？



　そんなこんなで未来人盗賊も逮捕され、矢島さんと島井さんは
再び楢柴を手に博多へ向かって旅立ちました。

　結論から言えば、２時間ドラマより遥かに面白い作品でした。

・序盤の御石様を召し上げられた農民が、安土城へ取り返すメンバー
・終盤でばら撒いたスパイダーカメラがスタッフロールで活かされている

など、「そう繋がんのかよ(ランディ談)！」と言うところが満載。



　キャンページで配ってた、コラボアイテムもかなりいい感じですしね(笑)。
初めは映画特典の鎧の付録扱いでしたが、かなり楽しめました。

　歴史監修がしっかりしているのか、チャラい今風の甲冑ではなく、
庶民も含めて、そのへんの歴史ドラマじゃ見られない本格的ないい意味で
汚い雰囲気がよく出てて、そういう点に着目すれば見応えも有りました。

　NHKのテレビでやってたそうですけど、知っていれば見てたのになぁ(* ´▽｀)
４シーズンでDVDが8,000円かぁ。ちょっとするなぁ。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ 最近のログイン状況 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊


　ナイスミドルでかっこよすぎ惚れた(* ´▽｀)
あーいえ、最近のポイント狩り乱戦でたまたま、ご一緒した方なんですけどね。

　安土になって、もののふ道場というクエストカウンターが実装されまして。
そこで毎日一枚、依頼札というチケットを頂けます。



　ご覧のとおり、依頼札は上限五枚の為、それ以上は捨てられていきます。
この依頼札一枚に付き、相当な量の経験値や潜在、修得なんかもクエストの
報告時に頂けるのですが、その際に「道場娘の覚醒修練」って回数がさらに加算されます。

　これは練磨の刻あたりからお馴染みの、「一戦闘ごとにスキルポイント+1000」っていういつものアレです。
このストックの上限が240戦闘。これの消費のためにまた頑張らないと…。

　というわけで、最近はまじめに毎日ログインするようになりました(笑)
お陰様で、乱戦しかろくに出ていないのですが、トップの能楽師が68レベル目前。
丹薬の生産担当だったはずの呪い屋さんも65突破という、ここに来て結構な成長期。



　依頼札、訓練回数に合わせて、二日ごとの知行の収穫、一週間ごとの
各キャラのお給料、城下の軍神アイテムと、まさにコーエーの日参作戦にしてやられてる感じ。

　もともと貧乏症なんですよね、あたし(* ´▽｀)＞
あるものは使わないともったいないという。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ オマケ ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊


　今更ですが、PSPでナナドラやってます。

　このゲーム、2020年の人類世界がドラゴンに壊滅させられて、
それに抵抗するレジスタンス活動を描いた作品です。



　ご覧のようにキャラは二等身半くらいのデフォルメのちびキャラですが、
ストーリーは鬱物語そのもの。その閉塞感と絶望感はダンガンロンパなんて
比じゃありません。

　地下に追い詰められた為、決死隊を募って表に打って出るという作戦。
でも、実際は空気の残量を節約するための口減らしだったり。
　プレイヤーである特戦隊のムラクモ13班と一緒に戦ってきた子が、
ハラワタをぶちまけて(本当にそうメッセージが出る)殉職したり。
　酸性雨を浴びて、絶望してプレイヤーの目の前で酸の海に身を投げ出す人。
酸を浴びて「こんな顔でどうやって生きていけばいいのよ！」と詰め寄る女性。

　はっきり言って、グロを除いても十分18禁です(笑)




　ちびキャラRPGに惹かれて、初音ミクとコラボしているから…とか、
そういう理由で手にとった人は、きっと胸くその悪いどん底の気分に
叩き落とされたことでしょう(笑)



　秀逸なのが、戦闘シーン。
ありがちな、Aボタン連打で済む戦闘ではありません。

　各キャラ同士のスキルを組み合わせて、一手一手を計算してパズルのように戦います。

　あたしのムラクモ13班は、『魔法使い、格闘家、シーフ』。
格闘家が戦闘開始で 反撃の構え(攻撃されたら反撃。ヘイトアップ)
魔法使いが格闘家に炎の鎧(打撃を受けたら火炎で反撃)
シーフが隠身、2ラウンド目に奇襲攻撃(自分以外が攻撃されたら即座に反撃)

　こんな感じでコンボが決まると、
敵が格闘家を攻撃→シーフが割り込んで反撃攻撃→格闘家が自分で反撃→魔法の火炎反撃。
と、こんな具合に攻撃します。まるでカードゲームの頭脳戦みたいですね(* ´▽｀)



　キャラクターメイキングでも見た目はそんなに凝れませんが、
声優が豊富すぎるくらいの実装。しかもそれぞれ、最近の代表キャラを
あえてイメージして演技しているようで、あのキャラが本当に作れます(笑)

魔法使い「戦いにすらならないな」(福山潤：ルルーシュ)
銃シーフ「私の邪魔はしないで頂戴」(斎藤千和：ほむほむ)

　リストの通り、声優も新旧取り揃えていい感じですね。
これで基本モデルと三色を選ぶだけの造形じゃなくてもっと凝れたなら
かなりの自由度だったのに。ちょっと残念。

　大昔に、2020(一作目)はクリア済みでしたので、現在2020-Ⅱをプレイ中。
しっかし、ポリゴンモデルはともかくダンジョンのマップ自体、ボスも
全て使いまわしってのはすごい作り方ですね(苦笑)
　ま、戦闘が面白いからいいんですけれども。
　二周目はどんな構成でいこうかな(* ´▽｀)