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ψ無双ψ一家 寄り合い所
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 しまらないタイトル画ですね(* ´3`)

 今年は1614年の大阪の陣から数えて、400年目。
大阪城を始めとする天王寺・大阪一帯では、『大阪の陣400年天下一祭』が、
今年一年を掛けて開催されています。
 あたしが一番大好きな武将、真田幸村のお祭りですね(* ´▽`)ミ




http://sanadayukimura.jp/index.html

 先だっては11/01、天王寺では真田幸村博が開催。
実はコーエーも戦国無双方面で顔を出してましたかね。
あたしも行きたかったけど、所用で断念でした。
11/02の三光神社の真田の抜け穴開放も行けなかったし、最近イベント運が下がり気味です。

 そんなこんなで、現在もあちこちでイベントが開催中なわけですが、
そのメイン会場となっているのが以前レポートしたこともある大阪城。
人混みを避けて、平日にお邪魔してきましたよ!



 大阪城公園といえば、大阪府下のお子様の遠足の定番地。
大阪では、大体が登山が二上山・葛城山・金剛デース、遠足が奈良公園か大阪城公園と相場が決まっています。
大阪城は公営のため、天守への入場料も安く(大人400円)、周りの公園でお弁当を食べることもできる、絶好の遠足先ですね(* ´▽`)

 大阪城の最寄り駅といえば、大阪城公園が有名ですが、天守へ行くだけなら森ノ宮のほうが近かったりもします(笑)



 大阪城の駅だけあって、こんなタイル画が掲げられています。
ちょうどこの反対側あたりには司馬遼太郎の詠んだ詩も同じくタイルで。
券売機の下あたりが、石垣のようになっていたり、結構凝ってるでしょ(* ´▽`)



 駅から見えてるくらいのところにあるのが、大阪城ホール。
ディズニーのワールドオンアイスとか、よくやってますね。行ったこと無いけど(* ´▽`)>
 そのため、駅ではイベントが有るときにパネルで掲示して混雑の予想時刻なんかも記されています。



https://osakanojin400.com/

 駅から歩くことしばし、400年天下一祭のメインパビリオンが見えてきましたよ!
あーでも我慢我慢。今はちょうど、お昼の十二時を過ぎたところ。
先に昼食をいただきましょう(* ´▽`)

 え、珍しくお昼ごはんのレポートかって?
まぁまぁ、まずは天守閣エリアへ参りましょう。



 普通はさっきのパビリオンの向こうにある極楽橋を抜けて天守へ行くのですが、
今回はお堀沿いに反対側を歩きます。こっち側は歩くの初めてです。
見事な並木の梅林を横目に、ちょっと暑くなってきたゆるやかな坂道を登ります。



 初めて来たせいか、見慣れない史跡もちらほら発見。
これは、本願寺蓮如上人の石碑で、上人が宗派の繁栄を願って袈裟をかけた松だそうです。
そういえば大坂城の前は、石山本願寺があったんですよね。



 おっと、京都に続いてこちらでも豊國神社を発見。
ちょっと調べたところ、太閤様をお祭する神社は全国に何箇所もあるそうで。
ちなみに、大阪は「ほうこくじんじゃ」、京都は「とよくにじんじゃ」と読みます。



 ということを、御朱印をいただくのに待つ間、社務所の巫女さんに伺いました。
…もっとも、あまりご由緒はご存知ないようで、続きはこれを読めとばかりに、
ご由緒を記した紙を渡されてしまいましたけど(苦笑)

 さて、拝殿に手を合わせた後、いよいよ最初の目的地へ向かいます。



 パンフレットでは、意図的にでしょうか、「旧大阪府警察本部」としか記されていませんが、
実はこの建物、大阪の歴史家にファンが多い「旧陸軍第4師団司令部」の庁舎だったりします。
2001年までは大阪市立博物館として使用されていましたが、現在は大阪歴史博物館として谷町四丁目に新装開店しました。
その後、数年に一度の内部公開以外は閉鎖されて今日に至ります。

 あたしが本格的に、歴史のために各地を出歩くようになったのはここ数年のため、この頃の歴史博物館には出向いたことが有りません。
めっさ惜しいと心から後悔中でした。



 それが、期間限定のレストランとして開放中!
そう、今日のお昼ごはんはここと決めてまいりました(* ´▽`)ノ



 ほら、御覧ください、この歴史を感じさせるロマネスク様式の玄関(* ´▽`)
こんな趣きのある建物が使われもせず放置されているとか本当に惜しいですね。



 戦後、博物館に変更する際にも、建物改装の工事が行われましたが、
軍の施設として建設されたため、非常に頑丈で工事が大変だったそうです。
今でもこんな博物館時代の設備が残されていました。



 ちょっと「旧大阪市立博物館」でぐぐってみると、熱心なファンの建物公開のレポートを見ることが出来ます。
当時のまんまの貴賓室やバルコニーといったものが残されており、直接見れた方は本当に羨ましい限り。

 で、こんな豪華っぽいレストランですが、入り口の券売機で食券を買って入ります(笑)
すぐにウェイトレスのおねーさんが券を持ってってしまいましたから、おそらく波風の立たない先払いシステムって事でしょうかね。




 じゃーん、これが本日のお昼ごはんですよー。……高けぇ(* ´▽`)
他にも3000円コースと、6000円コースが有りましたが、お昼からそんな贅沢は出来ません。
迷うこと無く一番安いセットをチョイス。

 でも、いやーほんとうに美味しかったですよ、ええ。
スープ一つにしても繊細な舌触りと味付けで、大変美味しゅうございました。
なんせ、あたしにトマト(プレートの下段真ん中)を食べさせたほどですから(* ´▽`)
(少しでも元を取らなきゃと思ったとは言えません)

 自慢じゃないですが、あたしは好き嫌いが多い子で。
トマトなんて二十年前くらいにホットドッグで(中略)以来、口に入れたことが有りませんね(* ´▽`)
ま、美味しいとは思いませんでしたが、中のゼリーっぽいのが戦犯だということは分かりました。

 ゴージャスな建物の中でいただく優雅な昼食。
給仕さんに伺ってみましたが、矢張りこの部屋しか開放していないとのこと。
見て回れたら、と期待してたのでちょっと残念ですね。



 さて、ぶらぶら歩いて、天守前に到着。
 現在、大阪城天守閣では『浪人たちの大阪の陣』という特設展示が行われています。
首都決定戦である大阪の陣で、大阪方の主戦力となったのは、太閤が遺した莫大な遺産で雇った浪人たちでした。
真田幸村、後藤又兵衛、木村重成を始めとする大阪牢人五人衆が奮闘した戦いです。
 今回の展示では、後藤又兵衛の甲冑とか六連銭(六文銭)の入った道具類が展示されているようで。
かなり気を引かれる展示でしたが、天守自体には何度も登っているので今回はスルー。
いよいよ400年天下一祭のメインパビリオンへ向かいます。



 大坂城をぐるっと一周回って、戻ってきたのが極楽橋。
ここに、今回のメインターゲットの侍ミュージアムと武将ホールがあります。

 入場料は驚きの1000円(税込)。
四桁の入場料を取るパビリオンなんてなかなかありません、これは期待できますよ!(←フラグ)
んでは、時間制のチケットを渡された武将ホールから。



 (* ´▽`)うん、やべぇ。
入り口で飛び出すメガネを渡されて、中の簡素な椅子を見た瞬間直感。

 映像は七分ちょっとあり、「太閤はん」がお供の鳥とともに大坂城の来歴を飛び出す映像とともに紹介してくれます。
飛び出す映像、つまり、ちょっと二重になってるアレですね。

 現在の大坂城は、実は太閤さんの大坂城とは違うんですね。
御存知の通り、旧大坂城は大阪の陣で焼失しました。で、その隣に徳川家が大坂城を建てたわけです。
ところがそれも、落雷で建築から30年で焼失しました(* ´▽`)
 ずっと天守が無い状態でしたが、昭和になってから市民の募金でコンクリート製の天守が建てられたのです。
それは、徳川時代の石垣に太閤時代の大坂城という代物、それが今の大坂城なんですね。
ちなみに、建築から大阪の陣まで30年。再建から落雷まで30年。
今の大坂城が、70年と一番長生きの天守だったりするんですね。



 平日だけあって、侍ミュージアムもガラガラでした。
このパビリオンは全体的に大量のディスプレイを用いて、今風に歴史を紹介する雰囲気。
一番初めの回廊には、三面にディスプレイを配置し、床へも映像を投射して出迎えてくれます。
 映像も三面表示を活かしたもので、なかなか見応えがあります。
ご覧のとおり、両サイドの居並ぶ集が出迎えてくれる場面だったり、火縄や弓で
右から左へ射撃する場面だったり。
 ガラガラなのをいいコトに、全パターン見ていきました(笑)



 ミュージアムというだけあって、ちょっとだけ展示物なんかも。
派手好きな秀吉の人柄を伝える展示物ですね。
右上の瓦は、出土した豊臣時代の大坂城の黄金箔を使った瓦です。



 派手好きといえば、有名な折りたたみ式の黄金の茶室(復元)!
前のおじいちゃんと比較していただけると、どれくらいの大きさか分かりますかね。
この派手好きな茶室と、黒で侘び寂びを愛する利休の性質の相違が、のちの悲劇の遠因になったとかとか。



 最後は、『Battle of 秀吉』と題して、ド迫力な映像で山崎から関ヶ原までの
天下の情勢を見せてくれます。
衣装を見ての通り、きちっと史実の衣装を参考にしながら色鮮やかでまぁまぁ。

 今回のイベントは、表に流れる和ロックの雰囲気の通り、戦国を一般人にも
親しみやすいようにライトに仕上げている感じです。

 ぶった切るなら、ぶっちゃけ1000円は高すぎ(* ´▽`)<ドアホ
帰り道、「お昼ごはんを食べただけで日記になるかぁ!」と頭を抱えました(苦笑)
こんなことなら、天守で特別展を見てきたら良かった…。

 歴史を期待していくと大ハズレもいい所のイベントですが、それを抜きにしても、
大阪・天王寺近辺は幸村が最後を遂げた安居神社や、真田丸のある三光神社、
本多忠朝の墓のある一心寺や、四天王寺などの寺社仏閣。
結構見どころはたくさんあります。

 今、このお祭りに合わせて博物館などでは大阪の陣関係の特集が組まれています。
メインイベントよりも、そういったところを狙って行ったほうが、あたしたちのような
マニアには楽しめるんじゃないですかね(* ´▽`)

 今週末には、また近代史のレポートをお届けする予定ですので、
今回はこのへんでご勘弁を。・゚・(ノ∀`)・゚・。
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